沼の原 五色岳


2000年6月20〜22日 コース クチャンベツ登山口〜沼の原〜五色岳〜忠別避難小屋(小屋二泊)
※二日目は化雲岳往復
コース
タイム
標準登山時間 わが家の登山時間
沼の原 登り 2時間
下り 1時間40分
五色岳 登り 6時間30分
下り 5時間30分
忠別岳
避難小屋
登り 7時間30分
下り 7時間
登り 9時間45分
(休憩1時間50分含む)

下り 8時間15分
(休憩40分含む)
車中泊 国道273号大雪ダム湖前の道路情報センターΡ
層雲峡から北見方向へ約10キロ進み帯広方向へ右折(国道273号)、大雪湖沿いに行きトンネルを抜けるとすぐ右側。
登山口への
アクセス
大雪ダム湖Ρから帯広方向へ5キロ、高原温泉の標識で右折しダートに入る。途中のヤンベ分岐で左折し登山口に至る。
クチャウンベツ登山口まで約40分。
ヤンベ分岐にはゲートがありダイヤル式の鍵がついています。事前に上川営林署に鍵のナンバーを問い合わせてください。
上川営林署 01658-2-1171
温泉 層雲峡温泉 黒岳の湯
関連情報 車中泊・温泉情報 表大雪(2)
登山データ クチャンベツ登山口
6月20日 晴のち曇り、のち一時雨
<登山口の状況>
トイレなし。テントを張る人もいますが、石ころだらけの駐車場です。登山届の記帳所有り。水は近くの川から。
6:00 出発。
登山口には他に誰もいない。山開き前のため登山届の記帳所もまだ閉鎖中。山行予定のメモ書きを車に置き出発。二ヶ所ある川の渡渉はどちらも丸木橋が破損していたが、渡れないほどの深さではない。下山のときは二ヶ所とも新しい丸木橋になっていた!本当にごくろうさまです。
(途中休憩30分)
8:30 沼の原・大沼着。
融雪水で大沼のテントサイトは水没。五色の水場への下りから雪渓が多くなる。ここから五色が原までは、雪渓歩きが半分、それ以外は小川になってしまった登山道歩き。
五色の水場からすぐ急登し、五色が原の長大な台地に出る。ここから先は、ガスの時は要注意。この時期は雪渓が多い上、ルートは地形が平坦なため方向を見失いやすい。目印のテープを見落とさないように。地図・磁石は必携。
雪渓がない時期はルートがハッキリしていて、小さな沢沿いの道に出てからはお花畑の連続。沢の上部は絶好の休憩ポイント。
(途中休憩40分)
冠水している大沼とトムラウシ 五色が原の木道  中央が五色岳
12:00 五色が原の木道着
木道は半分以上が雪渓に覆われている。ここから先も方向に注意。花はまだ雪の下。
(途中休憩20分)
14:30 五色岳山頂着(休憩20分)。
山頂が近くなると雪渓は少ない。キバナシャクナゲなどが一面に咲いている。ヒサゴ沼の予定だったが、天気が下り坂。この時期の忠別小屋も確認したくなり忠別に決定。
15:45 忠別岳避難小屋キャンプ地着。
テントは持参していたが誰もいなかったので小屋泊まりにする。小屋の前は全て雪渓。テントサイトも半分以上が雪の下。以前と比べると、テントサイトも土が流され石ころだらけになってきている。小屋の破損部分を少し補修。17:00頃から1時間ほど雨。
忠別岳避難小屋キャンプ地 ヒサゴ沼から化雲岳への途中にて
6月21日 晴時々曇り
7:00 出発。
化雲岳とヒサゴ沼の今年の様子を見に行く。化雲岳山頂への分岐からヒサゴ沼までは、完全に雪渓に覆われている。雪渓の上をショートカットしてヒサゴ沼へ向かう。ヒサゴ沼も誰もいない。化雲岳の山頂へ戻る途中、トムラウシへの分岐の手前でナキウサギ発見!ナキウサギを見ながら1時間休憩。夏山シーズンに入ると交通量の多い場所なので出てこないと思います。
いろいろ道草をしながら小屋に戻る。
14:00 忠別岳避難小屋着。
今日も誰にも会わなかった。夜は霧雨。
6月22日 曇りのち晴
4:45 出発。
6:15 五色岳(休憩20分)。
(途中休憩20分)
11:00 沼の原(休憩20分)。
13:00 クチャンベツ登山口。
結局三日間誰にも会わなかった。静かなのはいいが、誰にも会わないのも少し寂しい。

※層雲峡温泉黒岳の湯に入ったが新しいわりには入浴設備が貧弱。狭い敷地に無理やり建てた感じで、他の公営温泉と比べてだいぶ見劣りがする。これで600円は高い。平日ではあったが非常に空いていた。

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