沼の原(クチャンベツ)

沼の原(クチャンベツ)登山口、ヌプントムラウシ〜沼の原〜五色が原〜五色岳〜化雲岳〜ヒサゴ沼 (忠別岳) 日帰り・1泊〜
冬期通行止解除 2006年6月9日午前10時
公共
交通機関
  なし
層雲峡観光ハイヤー 01658-2-1181
層雲峡ハイヤー 01658-5-3405
道路情報 <クチャンベツ>
 層雲峡から車で約1時間。
 国道入口からダート。
ヌプントムラウシ>
 新得から車で約1時間45分。
 
曙橋から先は約15キロのダート。
2005年秋のマイカー交通規制
詳細はこちら
 <林道開通期間>
国道273号林道入口〜クチャンベツ登山口
6/上旬〜10/上旬

※積雪等により変更あり
問合せ 上川町商工観光課
 TEL 01658-2-1211
(注)ヤンベ分岐(沼の原方面入口)にはゲートがあり、ダイヤル式のカギがかかっています。事前にカギのナンバーを問い合わせてください。
問合せ先
 層雲峡ビジターセンター
         01658-9-4400
登山口
の状況
沼の原
(クチャンベツ)

写真
 2002年6月17日、バイオトイレが設置されました。
実証試験を行ない、処理能力等を調査しています。

2005年、バイオトイレは撤去。
代わりに簡易トイレが設置されました。
ダート(石だらけ)の駐車場。
水は登山道を少し歩くとクチャンベツ川がある。
入山届の記帳小屋有り。
ヌプントムラウシ ヌプントムラウシ温泉から約1キロに登山口の看板と大きな案内板があり、そこが駐車場。
ダートでトイレなし。
水は目の前の川から。
川に丸木橋がかけてあり、そこが登山口。温泉の手前に避難小屋とトイレ。
大雨によるガケ崩れのため、曙橋〜ヌプントムラウシ温泉が通行止になったことがあるので注意。

秘湯ブームでヌプントムラウシ温泉の利用者も増えているらしい。脱衣所と木の露天風呂がひとつ。
避難小屋
キャンプ地
沼の原大沼
キャンプ指定地
写真 テントサイトのみ トイレなし  水は沼の水(煮沸が必要)
トイレ場のことを考えると私は沼の水を利用する気にはなれません。よって幕営したこともありません。

6・7月の融雪水が多い時や大雨の後は、テントサイトが完全に水没します。
ヒサゴ沼避難小屋
キャンプ指定地
写真 小屋:無人・通年・30人  トイレあり
水は雪渓(万年雪)の融雪水で涸れることはない(沼の水は飲用不可)
サイトは小屋の前と化雲岳分岐の近く。雨の後はテントサイトのぬかるみがひどい。
でも雰囲気は最高のサイトで、小屋と同じくシーズン中は混みます。
忠別岳避難小屋
キャンプ指定地
写真 小屋:無人・通年・40人  トイレあり
水は小屋前の雪渓融雪水か忠別岳斜面からの沢水
で涸れることはない。
他の小屋よりは空いています
小屋の下方にサイトがありますが、土が流され最近は石だらけになっています。
そのため雪渓をはさんだ向いの斜面(植生あり)にテントを張る人がいますが、混んでいるとき以外はできるだけ避けてください。
コメント のんびり登山時間はわが家の平均値で休憩時間を含んでいます。歩行1時間につき休憩10分程度が目安です。
ヌプントムラウシから登った場合と忠別岳避難小屋キャンプ地へのコースタイムについては、右欄に併記しました。
ヌプントムラウシ登山口は縦走利用には不向きです。
近年、五色が原の木道(標高1600mあたりから五色岳まで)が整備され
、沼の原〜五色岳の約半分が木道歩きになりました。

コースタイム
標準
(日帰り)
のんびり日帰り
装備
のんびり
テント泊
装備
行程 のんびり
テント泊
装備
のんびり
日帰り
装備
標準
(日帰り)
標準
(日帰り)
のんびり
テント泊
装備
行程 のんびり
テント泊
装備
標準
(日帰り)
沼の原(クチャンベツ)
登山口
5.15 6.40 8.20 6.40 5.40 4.35
五色岳 五色岳
2.10 2.40 0.55 1.35
計10.30 ヒサゴ沼避難小屋 計9.20 計9.15 忠別岳避難小屋 計8.15

詳細コースタイム

標準
(日帰り)
のんびり
日帰り
装備
のんびり
テント泊
装備
行程 のんびり
テント泊
装備
のんびり
日帰り
装備
標準
(日帰り)
標準
(日帰り)
のんびり
テント泊
装備
行程 のんびり
テント泊
装備
標準
(日帰り)
沼の原(クチャンベツ)
登山口

(1090m)
ヌプントムラウシ
(719m)
1.30 1.45 2.15 歩き始めてすぐ丸木橋による渡渉が2ヶ所あります。山開き前や大雨の後は流されている可能性がありますが、渡れないほどの川ではありません。
川から離れると本格的な登りになり、途中急登が2回あります。
傾斜が緩やかになり、視界が開けてくると沼の原入口で、木道歩きになります。
1.35 1.20 1.10 3.30 4.40 3.30 2.40
沼の原分岐
(1435m)
沼の原分岐
(1435m)
0.15 0.15 0.15 平坦な木道歩きが続きます。

沼の原から望むトムラウシも素晴らしいです。
0.15 0.15 0.15

1997.10/1沼の原とトムラウシ
大沼
キャンプ指定地
(1435m)
0.30 0.40 0.50 木道が終わり樹林帯を少し歩くと、五色の水場まで下りです。 1.00 0.50 0.40
五色の水場
(1398m)
3.00 4.00 5.00 広い台地の尾根のため目標物がなく、雪渓の多い時期は大変迷いやすい区間です。目印を見落とさないように。
(特に7月中旬頃まで注意)

水場からすぐ急登し五色が原の台地に出ます。
ササこぎの後沢沿いの道になったら左にカーブし、以後は花が多くなります。
沢の上部(標高1570m)は花に囲まれた絶好の休憩ポイントです。雪渓のある時期は水場になります。

五色岳までゆるやかな長い登りと五色が原の広大なお花畑が続きます。

標高1600mあたりから五色岳まで木道が整備されました。
3.50 3.15 2.30

1997.10/1五色の水場からの登り
奥に見えるのは東大雪・石狩連峰

1993.8/25
沢上部の休憩ポイントを振り返って

2000.6/20五色が原の木道
中央が五色岳
計5.15 計6.40 (計8.20) 五色岳
(1868m)
(計6.40) 計5.40 計4.35 五色岳
(1868m)
1.20 歩き始めてしばらくは背丈ほどのハイマツ帯です。高低差はないのですがジグザグの登山道になっています。
化雲岳が近づいてくると小沼やお花畑が現れ、木道歩きになります。
化雲岳の手前に分岐があり、右が化雲岳山頂、直進はショートカットして縦走路に出ます。
1.20 0.40 忠別岳を正面に見ながら、ハイマツのトンネルやハイマツ漕ぎの下りです。
下りきったところに分岐があります。
1.10
化雲岳
(1954m)
忠別小屋分岐
(1710m)
0.50 西に行けば天人峡、南に行けば縦走路・ヒサゴ沼です。
下り始めてすぐショートカットルートと合流。
さらに少し行くと分岐があり、直進は縦走路、左がヒサゴ沼への下りです。
下り始めると、初夏には大きな雪渓が残っている斜面に出ます。雪渓が融けた場所はぬかるんでいますがお花畑にもなっているので、我慢して登山道を広げないように歩いてください。
雪渓が多くガスっている時は
下る方向にも注意が必要です。迷ったときは右よりに進む。
沼に出たら分岐を左に行けば避難小屋に着きます。
1.20 0.15 ハイマツ帯を抜けると雪渓越しに小屋が見えてきます。 0.25
計10.30 ヒサゴ沼避難小屋
キャンプ指定地
(1690m)
計9.20 クチャンベツから
計9.15
忠別岳避難小屋
キャンプ指定地

(1630m)
クチャンベツまで
計8.15
ヒサゴ沼避難小屋〜トムラウシ
日帰り装備・のんびり往復 6.00
忠別岳避難小屋〜忠別岳
日帰り装備・のんびり往復 3.00

1999.9/21五色岳から化雲岳(中央)へ

1993.8/5ヒサゴ沼分岐 左奥が化雲岳

1997.10/1化雲岳からヒサゴ沼へ
7月は広大な雪渓下りになる

1994.8/2化雲岳からヒサゴ沼へ
ぬかるんでいるが登山道を広げないように

1993.8/25五色岳から忠別小屋分岐へ
左奥が旭岳  右が忠別岳










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