美瑛富士避難小屋登山口 (望岳台・吹上温泉)
美瑛富士避難小屋登山口〜美瑛富士避難小屋〜オプタテシケ〜双子池キャンプ指定地(日帰り・1泊〜)
(望岳台・吹上温泉〜ポンピ沢〜美瑛富士コル〜オプタテシケ〜双子池キャンプ指定地)
美瑛富士避難小屋トイレ設置の署名活動に対し、
多くの皆様のご支援ご協力、大変ありがとうございました。
詳細は→山のトイレを考える会のHPへ
参照…美瑛富士避難小屋(写真)
公共
交通機関
旭川駅〜美瑛〜白金温泉〜青少年の家(4〜5往復)
問合せ 道北バス
  
TEL 0166-23-4161

※バス停から登山口までは、
下欄の「登山口の状況」参照。

温泉 白金温泉に宿泊施設が数軒。
1泊2食10000円前後〜。
日帰り入浴300〜1200円

白金温泉から約10キロのところにある
吹上温泉保養センター白銀荘
は公営温泉宿泊施設です
地図
アクセス
温泉
関連情報
 車中泊ポイント
 十勝連峰のページへ
道路情報 美瑛・上富良野から白金温泉まで約20キロ

登山口及び登山口への道路が変わり、分岐も増えましたので注意してください(詳細は下の登山口の状況に)。
美瑛富士避難小屋新登山口
は2キロ手前に林道入口のゲートがありダイヤル式のカギがかかっています。
以前はそのゲートが登山口でしたが、ゲートからさらに2キロ入った分岐に新しい駐車場と登山口ができました。
事前にカギのナンバーを問い合わせてください。
問い合わせ先 上川中部森林管理署 0166-61-0206 (以前の問合せ先・美瑛営林署は統廃合によりなくなりました)
登山口
の状況

写真
白金温泉街を進むと右に“望岳台への道路入口”、続いて“左に白金野営場、右に青少年の家”があり、路線バスはここが終点。そのまま奥に進み「美瑛富士登山口」の看板で右折。やがて右に登山口への林道のゲートが見えてきます(ここまで白金温泉街から約2キロ)。
ゲートのカギを開け林道(舗装)を2キロほど進むと左に登山口が見えてきます(白金温泉から約4キロ)。駐車場は登山口を通り過ぎて100mほどのところにあります。


駐車場は約10台駐車可能。トイレなし。登山口に登山届のBOXがあります。
(トイレは白金温泉街の公共駐車場に水洗トイレがあります。その向いは食料品店。)
キャンプ場 国設白金野営場 白金温泉の中心街から約500m
開設:6/1〜10/31 利用料:大人250円小人150円 ケビン4人用2500円
美瑛自然の村キャンプ場 白金温泉の中心街から約10キロ、美瑛から約25キロ
開設:6/1〜10/31 利用料:大人250円小人150円 ケビン4人用5100円(他シーツ代有り)
避難小屋
キャンプ地
美瑛富士避難小屋
キャンプ指定地
写真 小屋:無人・通年・25人(1995年に倒壊したが翌年新築)  トイレなし
水は近くの雪渓
(早い時期に涸れるのであてにならない)  小屋の横がテントサイト
双子池キャンプ指定地 写真 テントサイトのみ トイレなし
水はオプタテシケ斜面の雪渓融雪水
・・・8月中旬頃に涸れる。
冬の降雪が少ない年や猛暑の年は、8月上旬以降要注意。
コメント のんびり登山時間はわが家の平均値で休憩時間を含んでいます。歩行1時間につき休憩10分程度が目安です。
オプタテシケに登る場合、美瑛富士避難小屋キャンプ地に泊まり日帰り装備で往復するのが一般的なようです。
現在は新登山口が林道奥に出来たので、以前と比べ往復で1時間以上の短縮になり日帰りも可能です。ただし長時間なので健脚向き。
わが家は、美瑛富士避難小屋登山口〜双子池(1泊往復)、望岳台〜オプタテシケ(日帰り往復)、トムラウシへの縦走、で入山しています。

コースタイム
標準
(日帰り)
のんびり
日帰り
装備
のんびり
テント泊
装備
行程 のんびり
テント泊
装備
のんびり
日帰り
装備
標準
(日帰り)
標準 のんびり
テント泊
装備
行程 のんびり
テント泊
装備
標準
白金温泉
美瑛富士登山口
オプタテ
まで
6.40
双子池
まで
10.45
望岳台・吹上温泉 双子池
から
9.50
オプタテ
から
4.50
2.45 3.15 4.00 3.05 2.40 2.10 1.50 2.30 吹上温泉からは
プラス15分
2.00 1.20
美瑛富士避難小屋
キャンプ指定地
ポンピ沢
0.05 0.05 0.05 0.05 0.05 0.05 2.00 2.55 2.35 1.40
美瑛富士
避難小屋分岐
美瑛富士
避難小屋分岐
2.50 3.15 4.00 2.45 2.15 1.50
計5.40 計6.35 オプタテシケ 計5.00 計4.05
1.20 2.30
計9.25 双子池
キャンプ指定地
計8.25

詳細コースタイム

標準
(日帰り)
のんびり
日帰り
装備
のんびり
テント泊
装備
行程 のんびり
テント泊
装備
のんびり
日帰り
装備
標準
(日帰り)
標準
(日帰り)
のんびり
テント泊
装備
行程 のんびり
テント泊
装備
標準
(日帰り)
白金温泉
美瑛富士登山口

(820m)
オプタテ
まで
6.40
双子池
まで
10.45
望岳台
(930m)
吹上温泉
(1017m)
双子池
から
9.50
オプタテ
から
4.50
0.15 0.15 0.20 林道の分岐になっている登山口で入山届を行い、荒れた林道に入ります。
道は左にカーブしながら高度を上げていき、やがて右側に登山道の入口が見えてきます。
取り付きは急斜面。
0.15 0.10 0.10 0.50 1.10 <望岳台から>
十勝岳の噴煙を正面に見て真っ直ぐ登ります。溶岩流の跡が残る平坦な斜面です。(右端を歩くと吹上温泉への分岐があります)
避難小屋が近くなれば美瑛岳への分岐です。
1.00 0.40
<吹上温泉から>
キャンプ場から左の樹林帯に入り、沢地形のアップダウンを繰り返すと溶岩流の斜面に出ます。右に噴煙を見ながらしばらく進むと分岐で、望岳台からのコースと合流します。
吹上温泉からはコースタイムにプラス15分。
山道入口
(910m)
十勝岳・美瑛岳
分岐
(1258m)
2.30 3.00 3.40 緩やかな針葉樹林帯の登りになります。森が深く苔の緑も美しい登山道です。
やがて道は左にカーブし、美瑛富士の山腹をトラバースしながら高度を上げていきます。少し進み、登山道に大きな岩が現れるようになると、岩やハイマツなどが織り成す天然庭園です。

1995.9/19天然庭園

1995.9/19振り返って

1995.9/19キャンプ地へ
視界が開け、ハイマツや岩れきの道になってくると徐々に傾斜がきつくなります。
早い時期は雪渓も残っており、美瑛富士のキャンプ地で泊まる場合は水場として利用可能な雪渓がないか、確認しながら登ったほうがいいと思います(キャンプ地付近の雪渓は無くなるのが早い)。
傾斜が緩やかになると、避難小屋が見えてきます。
2.50 2.30 2.00 1.00 1.20 分岐を右の避難小屋の方に行けば十勝岳、左に行けば美瑛岳方面。
分岐を左に進むと雲の平で、斜面をトラバースしながら十勝岳の中腹を回り込むと、美瑛富士や美瑛岳も見えるようになります。
途中、十勝岳からの沢を横切ります。沢は下り登りとも鎖場になっており、火山灰で崩れやすいので注意。

1997.8/20 沢の鎖場
1.00 0.40
やがて下りになり、下りきった所がポンピ沢。水場にもなっており、休憩ポイントです。
ポンピ沢
(1410m)
1.30 2.10 ポンピ沢を渡ると樹林帯の急登になり、高度差200mほどを一気に登ります。

1997.8/20
ポンピ沢を振り返って
1.50 1.10
登り切ると美瑛岳の斜面のトラバースになり、遅くまで雪渓の残る沢地形の分岐に出ます。右に曲がり沢を登れば美瑛岳、真っ直ぐトラバースを続ければ美瑛富士のコル。
分岐を真っ直ぐ進み、沢地形のアップダウンを繰り返しながら斜めに登っていくと美瑛岳と美瑛富士のコルに出ます。
美瑛富士避難小屋
キャンプ指定地

(1630m)
美瑛富士コル
(1716m)
0.05 0.05 0.05 美瑛富士(右)と石垣山(左)の間のコルに出ると縦走路の分岐です。
分岐を右に行けば十勝岳、左に行けばオプタテシケ。

1997.8/20
分岐から望むキャンプ地
奥を下ると登山口
0.05 0.05 0.05 0.30 0.45 コルの分岐を右に行けば十勝岳、左に行けばオプタテシケ。
分岐を左に曲がり、美瑛富士の南東斜面を巻くように歩きます。ハイマツの根が張っている登山道です。
左に避難小屋が見えてくると分岐です。分岐を真っ直ぐ行けばオプタテシケ。

1997.8/20
避難小屋分岐へ
左奥が石垣山
0.45 0.30
美瑛富士
避難小屋分岐

(1654m)
美瑛富士
避難小屋分岐

(1654m)
2.50 3.15 4.00
石垣山へ向かって登ります。オプタテシケは奥に見えていますが、ベベツ岳を含め稜線上の幾つものピークを越えなければならず、アップダウンがきつい区間です。ただし、お花畑が点在し、ナキウサギの鳴き声も聞くことができる稜線です。

山頂に立つとトムラウシまで望むことが出来ます。
2.45 2.15 1.50

1993.8/3 石垣山への登りから望むキャンプ地
左が縦走路分岐・右に下ると美瑛富士登山口

1997.8/20 ベベツ岳へ
右奥のオプタテシケまでアップダウンの連続
計5.40 計6.35 オプタテシケ
(2012m)
計5.00 計4.05
1.20 山頂から下り始めると右側が崩壊している個所があるので注意。
やがて真下にキャンプ地が望める急斜面の下りになります。
高低差600メートルを一気に下ります。雪渓の残っているときはルートの選択と滑落に注意してください。
体力を相当使った後の下りなので、急いでヒザを痛めないよう注意が必要です。テントサイトは見えているのになかなか着かず、精神的にも大変つらい下りです。

傾斜が緩やかになったところがキャンプ地で、双子池はさらに下ったコルにあり、登山道からは離れています。
2.30
1997.8/20
オプタテシケ山頂を振り返って
1997.8/20
双子池への下り・中央奥がトムラウシ
計9.25 双子池
キャンプ指定地

(1420m)
計8.25
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