大雪山 新着情報

(夏山中心)
過去の情報
2005年
2004年
2003年
2002年
2001年

幌尻岳登山の方へ
大雪山系ではありませんが、重要なお知らせなので掲載します。
額平川コースの
幌尻山荘は完全予約制になりました。
詳細は平取町のHPをご覧ください。
2006年
8月10日 トムラウシ山で行方不明の男性、無事発見
(各報道機関の記事より)
大雪山系のトムラウシ山(2141メートル)で、2日から入山して行方不明になっていた単独登山の男性(埼玉県、70歳)が、9日午後4時20分ごろ、ユウトムラウシ林道で釣りに来た男性に発見され、7日ぶりに無事が確認された。男性は額に擦り傷を負って病院へ搬送されたが、命に別条はないという。発見された場所は、トムラウシ温泉「東大雪荘」からパンケトムラウシ川の方向へ約12キロの地点。栃木県からきた釣り客が、林道にうずくまっている男性を発見した。
男性は2日から、1泊2日の予定でトムラウシ山に入山していたが、5日夕方、山頂直下の南沼キャンプ地に潰れた無人のテントがあるのを札幌の男性が発見。テント内にあった埼玉県の連絡先に連絡したところ、行方不明になっていることが判明し、奥さんが道警に届け出た。新得署、道警山岳救助隊、道警航空隊、地元自衛隊などが、6日から20〜40人体制で捜索していた。
男性は2日午後7時ごろ山頂直下の南沼キャンプ地に到着。翌3日午前2時からトムラウシ山頂を目指し、約2時間半後に山頂に着いた。同日中に下山予定だったが、途中で濃霧のため方向を見失い、キャンプ地に戻れなくなったという。その後は迷い込んだパンケトムラウシ川を沢伝いに下流方向へ歩き、発見現場の林道へ出た。荷物はテントに置いていたため、食料は干しエビとブドウ糖、水はペットボトル1本しかなく、なくなった後は沢の水で飢えをしのぎ、夜は沢で野宿したという。男性は登山歴約10年。保護された後、新得署員に対し「迷惑をかけて申し訳ない」と話したという。
※報道された時間経過が正しいとすれば、男性の歩行速度は非常に遅い。70歳という年齢的なものを考慮しても、遅すぎないだろうか。
南沼キャンプ地からトムラウシ山頂までは、標準で20分。ゆっくり歩いても1時間あれば着くと思われるのに、男性は夜間とはいえ2時間半もかかっている。初日も午後7時に到着しているが、いったい何時から登り始め、何時間かかったのだろう。
さらに短時間の休息後、午前2時と言うまだ暗い時間に山頂を目指している。歩行が遅いので早立ちしたのかもしれないが、迷いやすい地形になっているトムラウシ山頂を、暗くて濃いガスの中歩くのは疑問が残る(ルートを熟知しているなら、話は別だが…)。
しかし、よく助かったものである。上記のような脚力で沢を下り林道まで到達できたのは、幸運としか言いようがない。8月に入ってからの北海道は晴天と気温の高い状態が続き、野宿に適した条件が揃っていたのも幸いした。雨でも降れば結果は全く違っていたかもしれない。
地図
7月23日 ニペソツ登山のバスが林道から転落
東大雪・ニペソツ山登山口へ向かっていたマイクロバスが道路脇に転落し、4人が負傷した。
事故があったのは上士幌町三股の林道で、23日午前4時半すぎ、マイクロバスが路外にはみ出しおよそ3メートル下に転落した。バスには札幌のスポーツクラブの「山の会」のメンバー15人が乗っていたが、この事故で、そのうち4人が軽いけがをした。現場は緩やかな左カーブで、警察はバスを運転していたスポーツクラブの会社役員が、ハンドル操作を誤ったのが事故の原因と見て調べている。
バスに乗っていた登山客は、50歳代から60歳代の中高年層が中心で、22日昼前に札幌を出発し、上士幌町の糠平温泉に一泊した後、大雪山系のニペソツ山へ登山に行く途中だった。
7月20日 石狩岳で不明の女性、無事救助
東大雪の石狩岳(上士幌町)に、登山に出かけたまま行方がわからなくなっていた旭川市の女性(57歳)が、7/20日朝、無事救助された。
女性は14日に単独で石狩岳に入山、18日に下山する予定だったが、19日になっても家に戻らなかったため、家族が警察に通報した。20日午前5時半から警察の山岳救助隊など30人が捜索を行なったところ、午前8時半ごろ石狩岳の北側の斜面の沢で女性を発見し、警察がヘリコプターで救助した。女性に怪我はなかった。16日に道に迷い、テントを張って4日間救助を待っていた。
7月2日 十勝岳避難小屋が半壊
(北海道新聞7/2の記事より)
十勝岳中腹にある「十勝岳避難小屋」が6月中旬の強風のため半壊し、使用中止になっている。
避難小屋は1968年建築の木造約60u。「望岳台〜十勝岳」のルート沿い、標高1300メートル地点にある。管理人はいないが、休憩・宿泊、避難先として利用されてきた。
老朽化で柱などが腐食し、6月18日には強風で壁と屋根が損壊した。小屋を管理する上川中部森林管理署は、倒壊の危険もあるとして、6月28日に望岳台の登山口に小屋を使用禁止とする看板を設置した。森林管理署は「修理というより建て替えが必要な状態だが、予算が無く対応できない。美瑛町や環境省とも協議したい。」と話している。
6月15日 バス「旭川駅〜天人峡・旭岳温泉」の経路・運賃が変更
2006年6月15日より、バス「いで湯号」の経路・運賃が変更になりました。

経路…旭川駅〜東川町道の駅「道草館」〜天人峡温泉・旭岳温泉
※主な変更点
旭川駅からの直行便が減り、「道草館」で乗り換え。
往復とも、運賃は有料に変更。
時刻表・運賃など詳細は天人峡温泉観光協会のHP(アクセス)へ

・6月15日〜10月15日
旭川駅〜天人峡・旭岳温泉(直行便) 1000円
道草館〜天人峡・旭岳温泉 500円
・10月16日〜6月14日(直行便は無い)
道草館〜天人峡・旭岳温泉 500円

※「旭川駅〜道草館」は、路線バスが1時間に1便程度運行
5月26日 トムラウシ・林道情報
トムラウシ山・短縮コース登山口の林道が、5月26日に開通した模様です(未確認)。
トムラウシ温泉HP新着情報に掲載。行かれる方はご確認を…。
5月20日 旭岳ロープーウェイが運行再開
旭岳ロープーウェイの整備点検が終了し、5月20日より運行が再開されました。
運行時刻、料金等につきましては、旭岳ロープーウェイのHPをご覧ください。
6月30日まではオフシーズン料金です。大人(中学生以上)の場合
トップシーズン(7/1〜10/10)往復2800円が→1800円、片道1500円が→1000円

ただし残雪が多い時期です。特に「旭岳〜裾合平の周回コース」や「旭岳〜黒岳の縦走」はルートに雪渓が多く残っています。遭難例もありますのでご注意を…。
4月3日 大雪山系道路情報
下記の情報は予定です。
入山される方は、旭川土木現業所層雲峡ビジターセンター等でご確認ください。
登山口 開通(予定)日 備考
高原温泉  6月9日午前10時 高原山荘も同時期から営業
沼の原 途中の分岐(沼の原方面入口)には、ゲートがあります。沼の原登山口に向う方は鍵のナンバーを事前に入手してください。積雪によっては登山口まで入れないこともあります。
※層雲峡ビジターセンター
   TEL 01658-9-4400 
銀泉台  6月20日午前11時
愛山渓温泉  4月25日午前11時
層雲峡温泉  通年開通
旭岳温泉  通年開通
天人峡温泉  通年開通
トムラウシ温泉  通年開通
 (短縮コース登山口は雪融け次第…6月上旬頃 5/26開通)
  十勝連峰
十勝岳温泉  通年開通
吹上温泉  通年開通
望岳台  4月20日午前11時
望岳台〜吹上温泉・連絡道路 5月12日開通
その他の林道
その他の登山口に通じる林道は、雪融け次第です。


大雪山登山データTOP 新着情報TOP 入山時の注意事項 登山口別データ
inserted by FC2 system