19、20日の連休を利用して、本来ならば中岳温泉テント泊だったのだが、生憎二日目の予報が下り坂、、、仕方なく日帰りで出かけることにした。ロープーウェイは運休中だが、実はそれが狙い目。静かな旭岳を満喫しようと、最近はこの時期に出かけているのだ。
ロープーウェイについては、実は、動いている時でもほとんど利用したことがない。せっかくの美味しい区間を空中散歩で通過してしまうのはもったいないと思うし、体力アップに経費節減と、一石三鳥なのである。山麓駅から天女が原を経由して姿見駅に出るルートは、ロープーウェイのケーブルからは離れたコース取りになっているので、ゴンドラを見上げて口惜しい思いをすることもない。夏でも歩く人が少なく、樹林帯から湿原、そして高山帯・森林限界と変化が心地良い。ポーンと絶景のお花畑に放り出されるより、いとおしく感じられる。
どちらの方法で訪れたとしても、姿見駅から先は旭岳の山頂を目指すのが普通だ。我が家のように、スキーでもなく、トコトコつぼ足で、大雪原をただただ温泉目的で歩くのは、余程の秘湯マニアでもなければいないだろう。でも、、、それが楽しいのだから、困ったものである。
深夜、旭岳温泉に到着。ロープーウェイ横の無料公共駐車場に行ったが、トイレは鍵がかかっている。広い駐車場に車は1台。どうやら車中泊のようだった。我が家は開いているトイレを求めて旭岳野営場に移動。まだ積雪があるので道路の路肩で車中泊だ。 |
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旭岳野営場への道には
まだクロカンのトレースがある。
当然、車は入れない。 |
野営場のトイレ
道路からは100メートルほどで、
通年、24時間利用可能である。 |
無料公共駐車場
トイレは閉鎖されていた。
ロープーウェイが運休中だから? |
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5時半、起床。仕度をして公共駐車場に移動する。状況は変わらず、駐車場には昨夜からの車が一台いるだけだった。仕度を終えた単独男性は、スキーを履いて出発していった。我が家はのんびり仕度、、、ようやく7時に出発だ。
登山口の積雪は40センチ。圧雪されたスキーコースはガチガチで、最初から軽アイゼンを装着する。無くても平気だが、この方が体力を温存できる。
歩き始めてすぐ、スキーの男性が下山してきた。どうやら忘れ物らしい。挨拶もそこそこに駐車場に向かった男性は、用事が済むと、走るように我が家を追い抜いていく。と思ったら、先の方で休憩している。追いついたと思ったら、また走るように去っていく。もう、ウサギとカメの世界であーる。 |
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午前7時・・・40センチ |
下山後の午後4時・・・30センチ |
軽アイゼンで快調に・・・ |
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先行するスキーの男性とかっちゃん |
第二天女が原(スキーコースの分岐)
Aコース(右)・・・盤の沢へ |
Bコース(左)・・・ロープーウェイ下へ |
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まさしく、抜けるような青空の下 |
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点検中のロープーウェイが・・・ |
振り返れば、十勝連峰の山並み |
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直登の急斜面、怖くて遠慮させてもらった |
やはり、スキーコースは安心 |
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ここを登り詰めれば・・・ |
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見えました、、、旭岳 |
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