7月11日 |
くもり |
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朝起きたら雨が止んでいたので、かっちゃん(奥様)を急いで起こし仕度開始。
少しでも天気が良い山域と考え、日本海側北部の雨竜沼湿原に決定。 |
8:40 |
札幌出発。 |
10:40 |
雨竜町着。 |
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雨竜沼への分岐を通り過ぎ、1キロ先の「道の駅雨竜」に向かう。かっちゃんのお気に入りの駅だ。道の駅の建物内でオール100円の朝採り野菜を発見! 以前は手作りパンも売っていたのに、今日は無い。仕方なく、かっちゃんは昼食用にミニトマトをゲット!
雨竜市街に戻り分岐を右折。いざ登山口へ!
道路はダートと舗装が交互に、道幅も広かったり狭かったりの繰り返しだ。 |
11:20 |
登山口着。 |
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そろそろ到着だなと思っていたら、登山口のはるか手前に第2駐車場ができていた。登山者が増えた為だろう。週末や夏休みはすごい人出なのだと思う。我が家は登山口の駐車場を利用。先着の車は20台ほど。我が家の他にもこれから登るグループがいる。登山時間が短いので午後からでも充分楽しめる。
登山口のキャンプ場にテントは見当たらない。意外だったのは、蚊がほとんどいなかったこと。結局下山するまで、休憩中に虫除けスプレーを使っただけだった。気温が低かったためだろうか。
今回は長靴登山を試みることにした。歩行時間が少ないことと直前まで雨だったため、長靴の方が有利と判断したからだ。見た目は山菜採りのオジサンとオバサンだが、我が家はそんなこと全く気にしない。登山は格好でするものではないと思っている。歩き始めると、すれ違う人には何故か羨望の眼差しで見られた。
でも結果は一長一短。水溜りや泥を気にしないで済むのは良かったが、濡れた岩の多い箇所では滑りやすく歩きづらかった。足首が固定されないので捻挫の可能性もあり、脚力に自身のない方にはお薦めできない。ただ子供については、スニーカーで歩かせるなら長靴の方が絶対いいと思う。 |
11:45 |
出発。天気は曇、気温18℃。 |
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南暑寒荘で入山届を書き、環境美化整備協力金(一人200円)を払う。
かっちゃんはキャンプ場の炊事場でせっせとミニトマトを洗っているようだ。
最初の橋まで15分ほどの林道歩き。体をほぐすのには丁度良い。
歩き始めてすぐ下山の人とすれ違う。いつもなら一声かけたりするのだが今日は時間が無い。次から次へと下りてくるが、挨拶のみで先に進む。 |
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左〜南暑寒荘 右〜キャンプ場
登山道は林道を手前に進む |
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11:55 |
最初の吊り橋を渡る。 |
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橋を渡ると本格的な登山道になる。結構ぬかるんでおり、長靴で正解。 |
12:05 |
白竜の滝分岐。 |
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分岐を川の方へ下れば数分で滝の下に出るが、今回はパスした。
途中の登山道から滝を見下ろす。 |
12:10 |
2番目の吊り橋を渡る。 |
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このコース唯一の急登開始。気温は高くないが蒸しているため、汗が滝のように出る。湿原まで休憩しないつもりだったが無理と判断。休んで水分補給をしたら元気百倍になった。
急な登りが終わると湿原も近い。遥か下だった沢もすぐ横を流れるようになり、沢の休憩ポイントに出る。沢で顔を洗うのを楽しみにしていたのだが、中高年のグループが占領していて断念。先に進む。
(途中休憩20分) |
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最初の橋
林道歩きだったのが、渡ると本格的な登山道
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白竜の滝分岐 下ると滝に出る
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2番目の橋 渡るとしばらく急登が続く
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湿原手前の沢沿いの登山道
休憩ポイント |
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13:10 |
湿原入口着。霧。気温15℃。 |
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湿原は霧に包まれ、とても幻想的だった。遠くを見渡せなかったのは残念だったが、ワタスゲ、エゾカンゾウ、ヒオウギアヤメなどが咲き乱れていた。
ただ、以前来た時と比べると花が少なくなったようだ。乾燥化が進み、湿原が後退してるためだろう。
木道を進むとやがて分岐があり、そこには一方通行の標識。コースは湿原を一周できるようになっているのだが、初めて来たときは標識も無く、もっと自由で静かな湿原だった。
湿原の反対側まで進むと、湿原展望台・南暑寒岳への分岐。ガスっているので展望台はあきらめ、周回コースを戻ることにする。(分岐から展望台まで15分、南暑寒岳までは1時間50分)
途中で食事休憩。花を眺めながらのミニトマトは甘くて最高だった!
(湿原一周1時間30分…休憩20分含む) |
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木道沿いのエゾカンゾウとワタスゲ
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ヒオウギアヤメとワタスゲの群落
拡大写真
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14:40 |
湿原入口に戻る。 |
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暗くなり雨が降り出しそうになってきたので、一気に下る。
かっちゃんは例によって「温泉!ビール!」と唱えながら… |
15:45 |
登山口着。下山届を済ませる。 |
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帰り仕度をしていたら、キャンプ場利用者らしきグループがやってきた。
おそらく明日登るのだろう。天気が良くなればいいのだが…
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下山後は、北竜町の道の駅併設の北竜温泉で汗を流す。
かっちゃんは、我が家の移動居酒屋の助手席で、途中でゲットした焼き鳥をつまみにビールをグビグビ。ルンルン気分で雨の札幌に帰るのでありました。 |