旭岳温泉〜姿見の池
スノーシュー散策


2001年4月11日 コース 旭岳温泉〜(ロープーウェイ)〜姿見の池散策〜旭岳温泉
登山口への
アクセス
旭川市内の国道12号を東に進み、旭岳・天人峡の標識で右折。
後は道々212号を標識に従い道なり真っ直ぐ。
最後に天人峡との分岐を左に入る。旭川から約50キロ。
車中泊 東川町公共P(大雪遊水公園)写真  旭岳温泉まで約25キロ。
温泉 入浴したのは十勝岳温泉凌雲閣ですが
オススメは神楽森林公園 森のゆ・花神楽
関連情報 車中泊・温泉情報 表大雪(3)
登山データ 旭岳温泉
4月10日
22:30 札幌出発。
運転は私。後ろでは、かっちゃんがビールで盛り上がっています。
移動中にかっちゃんは就寝。
4月11日
1:30 東川町・大雪遊水公園P着。札幌から155キロ。今夜はここで車中泊。
1999年に来たときは駐車場とトイレだけだったが、いつのまにか遊水池・パークゴルフ場・ゲートボール場が整備され公園になっていた。ただ周りは畑ばかりで商店等は何も無く、交通量も少ないので非常に寂しい雰囲気。女性だけで車中泊するのは危険かも。
8:00 起床。7時に起きる予定だったが起きられず…。
天気予報は晴のち夕方から曇。ただ18年ぶりの黄砂の影響のためか、遠くが霞んでいて空の青さも頼りない。
8:45 大雪遊水公園P出発。
9:15 旭岳温泉着。
ロープーウェイ手前の公共駐車場は除雪されていないので、ロープーウェイの駐車場を利用する。夏山シーズンは有料だが、この時期はまだ無料。公共駐車場が使えるようになるまでは無料かな?
ロープーウェイは9時から運行されているので、駐車場には既に10数台の車がいる。スキー場として営業中なのでほとんどがスキーとスノーボードが目的のようだ。
二日ほど前から気温が急に高くなり、今日の予想も最高気温が17度。雪質を調べるため近くを少し歩いてみる。積雪計の表示は2メートル。雪上車が踏み固めた所はいいが、少し外れるとあっという間に膝上まで埋まってしまった。やはりスノーシューかな?ただ上の気温はわからないので念のためアイゼンも担ぐ。
例によってのんびり仕度をしていると隣りに車がやってきた。中年の夫婦が降りてきて猛スピードで仕度をし、走るようにロープーウェイ乗場に行ってしまった。スキーも何も持っていないので登山のようだ。
我が家はロープーウェイの駅に行ってもキョロキョロと新しい施設の散策。結局1時間経ってしまったが、まぁいいか〜。
(ロープーウェイは20分間隔で運行)
ロープーウェイ山麓駅
左の軽1BOXが我が家の移動居酒屋
10:20 山麓駅出発。(入山届記入)
乗り合わせたのは我が家も含め3組10人程。ロープーウェイが新しくなってから初めて乗るのでなんとなく嬉しい。さらに料金が夏山シーズンの約半額! 下にはコースを滑るスノーボーダーが見える。
10:30 山頂(姿見)駅着。
今度は山頂駅の散策。トイレが新しくなり、休憩所、売店、ドリンク・軽食の自販機があった(売店はシーズンオフで閉鎖中)。以前は食堂がありオニギリも売っていたので少し寂しい感じ。
軽食自販機のメニューをメモしてきました。カレー、牛丼、焼きそば、チャーハン、スパゲティ、唐揚げ弁当(オニギリ)、シュウマイ弁当(オニギリ)が400〜650円。
10:40 やっと出発。積雪3メートル60センチ。気温8度。
雪がしまっていたらアイゼンかつぼ足で山頂までと期待していたが、やはり緩んでいて今からでは時間がかかり過ぎて無理と判断。風も強いのでルートの尾根は辛そうだ。
姿見駅からブラブラと姿見の池の噴気口を目指すことにする。旭岳を見上げると尾根に人影が二つ。山麓駅で猛スピードで仕度をしてた夫婦らしい。我が家より1時間ほど早く出発したはずだがあまり進んでいないようだ。これだけ雪が緩んでいたらつぼ足では辛いと思う。
山頂駅(姿見の池) 旭岳 右尾根が登山ルート いつも元気なかっちゃんです
11:35 姿見の池の休憩所で昼食。
12:00 出発。姿見駅に戻る。
12:30 姿見駅にてトイレ休憩。
旭岳温泉に向け出発。スキーコースはロープーウェイの下と夏山登山道に沿ったコースがあるが、わが家は夏山登山道のコースを下ることにする。
旭岳に別れを告げるため見上げると、山頂を目指す夫婦はまだ5〜6合目辺りをウロウロしているようだ。ロープーウェイ最終の17時までに下りてこられるのかと心配になる。あのペースではおそらくギリギリだろう。わが家はスノーボーダーに跳ね飛ばされないようにコース脇の樹林帯の中を下り始める。気温がさらに上がってきたらしく、傾斜のきつい場所では下る勢いと体重でスノーシューでも膝まで埋まるようになった。山頂を目指す夫婦も案外下りで苦労するのではないかと思う。
樹林帯の中は快適だった。雪の造形を見ながらの楽しい下りで、鳥の声も聞こえる。横のコースを時々ボーダーが通っていくが、樹林帯の中も木々を縫うように滑った跡がある。旭岳スキー場は整備されたゲレンデではなく、こういった自然の中を滑ることで人気があるようだ。ただ技術が伴わないと激突死なんてこともあるので初心者は要注意だろう。
旭岳温泉が近くなり、夏は湿原の木道になる場所に来ると雪融け水が沢になり、その脇にはフキノトウも顔を出している。大雪山も春間近。
夏山登山ルートに沿って旭岳温泉へ
14:30 山麓駅着。(下山届記入)気温13度。
温泉は十勝連峰の積雪状況を知りたかったので、十勝岳温泉凌雲閣に決定。
15:15 旭岳温泉発。
16:30 十勝岳温泉凌雲閣着。
十勝連峰を目の前に望む露天風呂を楽しみにしていたのだが、湯温が低すぎて入っていられない(ほとんど水)。仕方なく内湯からガラス越しに山を見る。以前も同じようなことがあったが、どうも露天は湯音の調節が利かず外気の温度に左右されるようだ。夏限定の露天かな? 素晴らしいロケーションなのだから何とかしてほしいものだ。そう言えば料金も冬期割引で600円だった。(十勝岳温泉から少し下った所にある国民宿舎カミホロ荘が火事で焼失後、去年再建されました。今度はそこに入ろう!)

温泉で情報を収集したところ、今年の積雪は平年よりは少し多いらしい。降雪量は平年並みだったが、4月上旬まで低温が続いていたため融けていないとのこと。ただ気温が一気に上がってきたので、夏山はまた水不足になるかも。猛暑にならなければ良いが…。
17:30 十勝岳温泉凌雲閣発。
上富良野町のスーパーでビール・食料を調達。
18:00 深山峠着。(国道237号上富良野町)
車の中で宴会後、車中泊。
4月12日
3:30 出発。かっちゃんはそのまま札幌まで就寝。
6:30 札幌着。

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