トムラウシ ヒサゴ沼



1999年6月9〜10日 コース トムラウシ温泉(短縮コース駐車場)〜トムラウシ〜ヒサゴ沼(テント泊)
コース
タイム
標準登山時間 わが家の登山時間
短縮コース駐車場〜トムラウシまで 登り 6時間
短縮コース駐車場〜ヒサゴ沼まで 登り 8時間30分 登り 11時間40分(休憩含む)
下り 8時間45分(休憩含む)
※トムラウシ温泉から登る場合、プラス1時間30分
車中泊 トムラウシ温泉東大雪荘前Ρ
短縮コース駐車場まで約30分
登山口への
アクセス
清水市街・新得市街から約1時間30分かかります。国道274号・道々133号から、屈足・岩松・トムラウシ温泉の標識に従って行けば着きます。屈足からは道なりまっすぐで、トムラウシ温泉まで何キロの標識が時々出てきます。ヌプントムラウシ分岐の曙橋から先はダートになります。ダートは10キロぐらいだったと思います。

新得〜トムラウシ温泉のバスは夏期(7/8〜8/20頃)のみです。
問い合わせは拓殖バスへ
 TEL 0155-31-8811
拓殖バスのホームページには、トムラウシ温泉・トムラ登山学校への時刻表があります
温泉 トムラウシ温泉
国民宿舎東大雪荘
関連情報 登山データ トムラウシ温泉
<登山口の状況>

トムラウシ温泉登山口
東大雪荘駐車場の手前に、トイレのある駐車場があります。歩いて700mのところにはトムラウシ自然休養林野営場があります。7/1〜9/15、大人250円小中学生150円、申込みは東大雪荘で。
短縮コース登山口
トイレも何もないダートの広い駐車場です。

6月9日 晴れ
4:20 出発。
登山口には誰もいない。登山届には6月5日から入山者の記録有り。トムラウシ温泉からの道と合流して少し行くと雪渓が多くなり始めた。目印のテープを頼りにカムイ天上まで歩く。
(途中休憩15分)
6:00 カムイ天上(休憩15分)。
雪渓が非常に多く、カムイサンケナイ川までの登山道は完全に雪の下。目印のテープも全く当てにならない。尾根の少し右下を高度をあまり下げないようにトラバースしながら歩き、沢に出る(途中笹薮にはばまれ何度となく迂回)。出た地点は、夏の登山道よりだいぶ上流の地点。沢も完全に雪渓に覆われている。
コマドリ沢〜前トム平までの登りは気持ちよい雪渓歩き。上部でやっと雪渓が途切れ登山道に入る。
(途中休憩30分)
カムイ天上から振り返って 雪のカムイ天上

右下のカムイサンケナイ川へ

カムイサンケナイ川〜コマドリ沢
雪渓の多い時期は歩きやすいが、
6/下旬〜は踏み抜きに注意。
9:30 前トム平(休憩15分)。
ここからトムラウシ公園までは雪は少なかったが、その先は90%雪渓歩きになった。
(途中休憩15分)
12:00 南沼キャンプ地。
テントサイトは完全に雪の下。トムラウシの山頂は行かず、西の腹を巻いて北沼へ向かう。北沼から先は雪渓とロックガーデンのくり返しになる。雪が緩んできたので踏み抜かないように注意して歩く。
(途中休憩45分)
トムラウシ公園からトムラウシへ トムラウシと北沼
ロックガーデンへの下り
中央は化雲岳
14:40 天沼。
ヒサゴ沼が見え始める。まだ半分ほどしか水面は出ていないようだ。
15:20 ヒサゴのコル。
コルからは全て雪渓歩きで楽だが、下部の急斜面だけは気をつける。ここまでは誰にも会わなかった。
16:00 ヒサゴ沼キャンプ地着。
避難小屋が無人だったら小屋泊まりにする予定だったが、団体がいるようなのでテント泊にする。沼の雪渓の上に設営。
今日は気温が高くて雪が緩んでいたため足を取られ、思ったより時間がかかった。
ヒサゴ沼へ

ヒサゴ沼避難小屋
歩いている雪渓の下は沼です
6月10日 晴れ
5:00 出発。
小屋のグループは先に出発していった。
予想以上に雪が多いので、先発のグループと同じショートカットルートを取り戻ることにする。右上のヒサゴのコルには行かず、左の沢に入る。ルートは1,879峰・天沼・日本庭園を右上に望みながら登り、1,995峰手前のコル(1,860m地点)で正規の登山道と合流する。ヒサゴ沼からの取り付きだけがロックガーデンで、後は全て雪渓歩き。
7:30 北沼(休憩30分)。
毎年来ているので今年はトムラウシ山頂はパスし、南沼キャンプ地に向かう。南沼キャンプ地で先発グループと二人連れに出会う。グループはわが家と同じでトムラウシ温泉に下山とのこと。
ヒサゴ沼キャンプ指定地
右に行けばヒサゴのコル 左はショートカットルート
南沼キャンプ地から望む十勝連峰

9:30 前トム平(休憩15分)。
コマドリ沢までは滑るようにして一気に下る。沢からはすぐ右尾根の雪渓に取り付き、トラバースしながら徐々に高度を上げ稜線に出る。尾根上の雪渓をそのまま下って行きカムイ天上に到着。
(途中休憩15分)
12:00 カムイ天上(休憩15分)。
13:45 短縮コース駐車場。やはり誰もいません。

東大雪荘で入浴後先発グループ(札幌の大学のワンダーフォーゲル部)に声をかけられ一人新得まで送ることになった。彼らの山行計画には当初からヒッチハイクが組み込まれているそうだ。これでトムラウシ温泉から登山者を乗せるのは3回目。


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